* 気になることは、面接で質問してもいい? *
面接は相手から選考されるだけでなく、応募する側も「自分の希望に合う会社かどうか」をチェックする場でもある。
気になることは「質問させていただいてもいいですか?」といった言葉を添えて、きちんと確認しておくべき。
・勤務地や配属部署
営業所や店舗が多くある会社や、採用後に配属部署が決まる会社では、配属予定も尋ねてOK。
「通勤の面では東横線沿線がいいのですが、そうした配属希望は考慮されますか」と言うと聞きやすい。
・勤務時間や残業/休日
休日出勤、残業の有無などは、「仕事優先ではないのか」と思われないように注意して聞きたい。
「仕事優先で取り組もうと思っていますが、残業や休日出勤はどの程度あるのでしょうか?」と、一言添えて。
・試用期間とその扱い
試用期間がある場合、期間と待遇の確認をしておきたいところ。
以前の会社の例を話し、「御社では、どのようなシステムになっていますか」などと続けると尋ねやすい。
・給与体系や緒手当、賞与
給与も聞きにくいことの一つ。「何か質問がありますか?」と言われたとき、真っ先に聞いたり、
一次面接でいきなり質問するのは避けたい。「採用されるかも」という感触がつかめたころならば、聞いてもOK。
「前職では○万円程度いただいていますが、御社で私と同じ程度の経験を持つ方のお給料はいくらくらいでしょうか?」などと聞いてみよう。
歩合給ならば、その計算法を質問してみる。賞与や諸手当も、あれこれ策をめぐらすより、ストレートに質問して問題なし。
ただし、やはり仕事の中身などに関する質問の後のほうが、印象はいいだろう。
・各種制度の有無や産休/育休
異動の希望が出せる自己申告制度、自分を磨くための教育・研修制度、従業員の意見を導入する提案制度などは、
働きやすさの重要ポイント。「社員の資格取得を支援する制度はありますか」などと質問してみよう。
また産休や育休はあって当然だが、定着度には差があるので「せっかくなら長く働きたいと思っています。出産後も勤続している方がいますか?」
などと聞いてみよう。最近は少子化の問題もあり、長く働いてほしいと考える会社が増えているので、質問して問題なし。
・結果の通知時期
会社ごとに通知までの期間に差があるので「本日の結果の通知はいつごろいただけますか」と聞いておいたほうがいい。
イライラせずに済むし、その時期を過ぎて連絡が来なければ、結果の問い合わせもしやすい。
■面接、困ったときのQ&A
┣ *仕事が長引き、遅刻しそう!なんて電話すればいいか?
┣ *道に迷って遅刻しそう!こんなときどうする?
┣ *無愛想だと言われます。無理してもニコニコしているべき?
┣ *あがり性なので、面接が心配。あがらない方法はある?
┣ *集団面接で、自分が言おうとしていたことを、他の人に先に言われたらどうする?
┣ *書類選考は通るのに面接で落ちてばかり。なぜ?
┣ *質問された内容に答えられない場合は?
┗ *気になることは、面接で質問してもいい?